要人発言 <34>
※ラルンガル僧院(ラルンガルゴンパ、五明佛学院) 中国四川省カンゼ・チベット族自治州色達県にある世界最大の仏教学院である。標高4千メートルの高地に4万以上の修行小屋が立ち並ぶチベット仏教の聖地である。1980年にニンマ派のジュム・リンポチェが創設。ラルンガル・ゴンパは、文化大革命などで打撃を受けたチベット仏教が現代に蘇るための巨大なエンジンの役割を果たしました。ニンマ派の歴史的寺院には、カトク寺(1159年)、パユル寺(1665年)、セチェン寺(1695年)、ツェリン・ジョン寺、ドルジェ・タク寺、ミンドゥルリン寺、ゾクチェン寺などがあります。ニンマ派には「ロングチェン・ニンティク(龍欽心髄)」の教えがあります。如意宝は「如意宝珠(願いをかなえる宝)」を意味し、敬愛を込めて創設者の法王ジュム・リンポチェの尊称に使われています。日本で如意宝は、悪霊や邪気を祓う除障香としての線香が知られています。 >🇺🇸スコット・ベッセント財務長官 スワップライン(通貨交換協定)の恒久化を湾岸諸国(GCC諸国)に提案し、「ペトロダラー2.0」の戦略的な再構築を示した。 ※石油決済の人民元化などにより、ドル覇権が危ぶまれています。軍事的な傘による対価だけでなく、危機の際にドルを無制限に供給するという金融的な傘を差し出すことで、湾岸諸国をドル経済圏に再固定しようとするものです。 湾岸諸国は今、米国(ドル経済圏)と中国・BRICS(新興経済圏)による歴史的な二股外交の渦中にいます。これにより、金融インフラ、安全保障、スワップライン、最大の石油輸出先、インフラ投資、技術協力が保障される反面、莫大な債務を抱える米国の共倒れと政治的透明性の低さ、システムの未熟さが懸念されます。湾岸諸国がこのスワップラインを受け入れれば、ドルの寿命はさらに数十年延びる可能性があります。逆に、彼らがBRICSの決済インフラ(CIPS等)を優先すれば、1974年以来のドル一強時代は終焉に向かうでしょう。日本にとっても円安・円高の文脈を超えた、国家存立基盤に関わる大きなうねりとなります。 ※ペトロダラー・システム 1974年の合意以来、ドルの強さは、石油を買うにはドルが必要であるという物理的な需要に支えられてきました。第一の柱は、サウジアラビアであり、第二の柱は日本です。日本は、長年の米国債購入者でしたが、...