インバージョン・マトリックス


西洋世界全体で何かが起きている。街なか、裁判所、職場そしてオンラインで感じられる。政治的なだけではない。文化的なだけでもない。心理的なものなのでもない。静かな変化が進行中で名前もある。

インバージョン・マトリックス
5つのセクションがある。

セクション1
ここから始まる。この新しいシステムでは元々の住人が侵入者となり、多数派が悪者にされ、真実はヘイトスピーチとなる。国を築き、家族を育て、土地を開拓し、税金を払ってきた祖先を持つ人々が、今や存在するだけで謝罪を強いられている。どうしてこうなったの?心理的エンジニアリングと罪悪感プログラミング。

セクション2
心理的エンジニアリングから始まった。
まず罪悪感を植え付け、植民地主義奴隷制、特権、抑圧について絶えず思い起こさせるのだ。次に武器化されたレッテルで言葉を埋め尽く。レイシスト、トランスフォビア、イスラム、極右。会話を打ち切るために作られた言葉だ。あなたを訓練し自己検閲させ従わせるために。これは正義のためではない。混乱によって支配するためだ。

セクション3
ダブルスタンダードな寛容システム。周りを見渡せばわかるはずだ。本当はもうわかっているのだろう。特定の集団は宗教やプライドを掲げ公然と集まることが許される。一方で他の人々は静かに祈っただけで罰金を科され黙らされ逮捕される。ある集団の犯罪はトラウマや誤解あるいは文化的な規範として説明される。全国ニュースの見出しとなるが、それはキャンセルされる。同じ犯罪を他の者が犯せば、即座に激しい怒りが巻き起こる。万人のための正義から、選択的に適用される正義へ。平等な権利は失われ、人為的な不均衡へと移行したのだ。

セクション4
制度の乗っ取り。西洋世界の主要な機関は、すべて同じイデオロギーというウイルスに乗っ取られた。学校は、もはや自国の文化への誇りではなく歴史に対する恥を教える。警察は、今や重罪ではなく感情を捜査する。メディアは、イデオロギ 一のレンズを通して真実を選別し、事実は問題視され物語は神聖視される。教会や寺院ですら、今や聖典ではなくスローガンにひれ伏している。これを制度の乗っ取りと呼ぶ。偶然ではない。分断し士気をくじき入れ替える。

セクション5
長期戦なのだ。なぜなら分断され、罪悪感に苛まれ、道徳的に麻痺した社会は支配しやすいから。伝統を破壊し、言葉の意味を書き換え、輸入されたイデオロギ 一で埋め尽くし、そして人々を互いに敵対させるのだ。これこそがマトリックスの真の亀裂だ。最終目標は、正義ではない、調和でもない。抵抗するには混乱しすぎ、団結するには分断されすぎた人々。だがはっきりさせておこう。これは人種や宗教や性別をめぐる対立ではない。自分が誰かを覚えている者とそれを忘れるよう仕向けられた者との戦いだ。真実と計画された思考との戦いだ。誰かを憎む必要はない。だが見る必要はある。なぜなら我々が黙っているほど、この反転のマトリックスは強固になるからだ。かつては確固としていたものアイデンティティ、家族、憎悪、法が溶けるまで。そして無意味になり、そして消え去る。繰り返すがこれは憎悪の問題ではない。これは生存の問題。

もしこの話をまだ聞いているならプログラムはまだ君を完全には支配していない。



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